様々な手の症状に対応する
握らず、手のかたちに添う『ウィル・ワン』シリーズ
世界初、お湯でやわらかくなる素材の形状記憶ポリマーを持ち手として使用した「ウィル」シリーズは、温度の変化によって形を変え、お湯で温めるとやわらかくなり、水で冷やすと固くなります。(※1)「ウィル」シリーズは、この素材の性質を活用した持ち手の形を自由に作ることができるカトラリーです。障がい者の『「自分で食べる」を応援する』ウィルアシストブランドの中でもロングセラー商品として愛され続けているシリーズです。
手でしっかり持つことができる「握らず、手を包み込む」という発想からデザインされたウィル・ワンは、2本に分かれた持ち手が手の甲と手のひらに包み込むよう、形状を固定させ手の状態に合わせた形を作ることができます。2本のグリップを一度に握る、持ち手で手のひらを巻き込む、持ち手に手を包み込むなど、手の状態にあった使い方を選ぶことができます。持ち手を調整することができるため、握力の弱い人、手首が不自由な人にも安心してお使いいただけます。
18-8ステンレスで出来たヘッドは種類も豊富で、スプーンはS,Lと2サイズ、スプーンとフォークが一体化した先割れタイプのユニバーサルタイプ。お口の開くサイズに体型に合わせてお選びいただけます。
■手に合った快適なスプーンに変形させるコツは、温度管理です■
<持ち手を形状記憶させる手順>
1、ボールなどの容器に70℃以上のお湯を入れ、そこへカトラリーを入れます。
2、3~5分程度、持ち手の中心部まで十分にやわらかくなるまで温めましょう。
3、温め終わったら、トングなどを使いカトラリーをお湯から取り出します。お湯はタオルを使いよく拭き取ります。
4、ゴムのようにやわらかくなった持ち手をゆっくりと曲げ、使う人の手に合わせた形に変形させます。急に固くなることはないので、持ち手やステンレスのヘッド部分が熱いときは、少し冷ましてから作業をしましょう。
5、形が決まったら20℃以下の水で冷まします。だたし、手に巻きつけたまま冷やしてしまうと、手が持ち手から抜けなくなる恐れがありますので、手からはずして冷やしてください。
※電子レンジ使用不可、つけ置き洗いはご遠慮ください。
<お客様の声>
先日、10年以上ウィル・ワンのスプーン/フォークをご使用されているヘビーユーザーのお客様からお電話を頂きました。
一日3回お使い頂いていますが、樹脂製の柄の部分が数年に1回「ポキッ」と折れてしまうとのこと。
手のコントロールが効かないため、水道水を使った洗浄の時に力が入りすぎて折れてしまうとご本人様からのお話でした。
末永くお使いになるためのアドバイス
形状記憶ポリマーの強度は一般的な樹脂と変わりません。長い間お使いになられますとどうしても破損する可能性が高まります。
お電話では、毎回の洗浄時に水道水をお使いと伺いました。
・水道の温度は気温によって変わりますが、関東地方で冬場は10℃前後に下がることもあります。
ウィルシリーズを洗浄する時は、35℃くらいのぬるま湯でサッと洗って乾かしてください。
・55℃以上の水温で洗浄しますと変形が始まりますのでせっかく決めた形が変わってしまいます。ご注意ください。
・洗い桶などでつけ置き洗い絶対にしないでください。形状記憶の機能が落ちてしまいます。
・形状記憶ポリマー素材にあった「接着剤」はいまのところありません。申し訳ございません。
商品詳細
ウィル・ワン フォーク ブラウン商品コード | 2240007 |
素材 | 形状記憶ポリマー、18-8ステンレス |
本体サイズ | L220mm |
フォークヘッド部寸法 | 幅30×長さ46mm |
重量 | 43.5g |
JAN | 4942334900075 |
製造国 | 日本 |
備考 | 煮沸消毒・食洗器不可 |
※ウィル・ワン イエローは完売しました。
「VINTAGE INOX」「BLACK VINTAGE INOX」はステンレス食器にジーンズと同じくストーンウォッシュ加工を施しています。 回転樽で製品と研磨砥石を一緒に洗うことで表面を摩耗させ着古したようなやわらかな風合いに生まれ変わります。
ストーンウォッシュ加工の特性上、表面に粉状の研磨砥石が付着します。ご使用前にクレンザーと清潔なスポンジたわしでくり返し洗ってください。また、使用中に付いた油シミもクレンザーで落とすことが出来ます。
シール跡が取れない場合は、ハンドクリームを少量塗り、10分ほどおいてからクレンザーを付けたスポンジたわしで洗ってください。